12.雨音カルテット
作詞:haru
作曲:YUSUKE
悲しみはただひとつだけ 夢寄り駅へと歩いて
かき集めた星はもう 砂となりこぼれていった
あまり笑わない君の代わりに
僕は笑うことが多くなって
いつからかそれが僕の個性になった
忘れないで夕暮れ
控えめな声に耳を寄せてた
僕にとって君は美しいひとだから
帰れないひとりぼっち 最初の冬も次の冬も
何も咲かない胸には 彩付く春も来ないまま
滲む窓を打つ雨音たちのカルテット
君にも聴こえてるかな
答えを出せずにいるんだ
ツギハギでも今も君に逢いたくて
夜が降りる前に キスをしてた
僕にとって君は美しいひとだった
握り返さない指と見つめ返してくれた瞳が
風立ちぬ 影は揺れて 君からの優しい終わり
ぼやけたフォーカス 光ノシャワー
1人になって2人を知って
世界はまわる 君がいなくても ほろ苦く
解けないあの日の魔法 ずっと
大好きな声を髪を胸を手を肌を もう一度
君の幸せ願って 薫る春へと
一緒に居られなかったけど
一緒に居たかったけれど
こんな歌を唄う日は 思い出させて
君のこと
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